診療案内

名古屋市名東区の歯科医院 インプラント・歯周病・入れ歯治療

歯周病

歯を残すための歯周病治療歯を残すための歯周病治療

歯周病とは

歯周病はある日突然、重度の症状が出るのではなく、徐々に進行する病気です。
進行すると、歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)が深くなり、歯ぐきやその周辺にさまざまな症状が現れます。歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭といった症状が起こり、症状が重くなると歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまう事もあるのです。
歯周病は重度になってから慌てて治療するのではなく、早い段階から予防することが大切です。

歯周病の進行過程
歯周病の進行過程
  • 健康な状態
  • 歯周炎(軽度)
  • 歯周炎(中度)
  • 歯周炎(重度)

40代を過ぎてから「歯を失う原因」第1位は歯周病

40代を過ぎてから「歯を失う原因」第1位は歯周病

歯周病は今や生活習慣病のひとつとも言われ、知らずに歯周病を放置しておくと糖尿病などの全身疾患を引き起こす引き金にもなりかねない病気です。
また、35歳以降の歯を失う原因は虫歯を抜いて第一位が「歯周病」なのです。

1989年から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「8020運動」は「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのために歯周病予防は欠かせないのです。

楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。

グラフ

歯周病は保険内?保険外?

ほとんどの歯周病は保険診療の範囲内で治療できます。歯周組織再生法(エムドゲイン療法)など特殊な治療は保険外治療となります。

歯周病の診査、診断のご説明歯周病の診査、診断のご説明

歯周病とはプラーク(細菌の塊)によって歯の周りの骨が溶け、歯が揺れたり、歯茎が腫れたりして、最終的には歯が抜けてしまう病気です。初めの段階では症状がない為に気付かないないうちに進行してしまいます。

歯周病の診査、診断のご説明

治療にあたって、まず「ポケットの深さ」を調べます。
このポケットの深さが3mm以内であれば「正常」であり、4mm以上であれば「歯周病」です。
ポケットが3mm以内であれば歯ブラシでポケット内のクリーニングができるので、ご自分で予防が可能になります。
しかし、4mm以上であれば歯周病治療が必要となります。
歯周病の治療はこのポケットの中の細菌を除去する治療です。

歯周病の治療歯周病の治療

歯周病の治療

診断で見つかった深いポケットのクリーニングを行うことで炎症は少なくなります。
この後、1~3ヶ月後に再度ポケットを測定いたします。
ポケットが浅くなって症状がなくなれば治療は終了です。治癒していなければ、再度クリーニングをします。
これを連続して行っていきます。
90%以上の方がこの方法で歯周病が治ります。
これで治らない時は外科的に細菌を除去する「歯周外科」の範囲となります。

スケーリング・ルートプレーニングスケーリング・ルートプレーニング

スケーリング・ルートプレーニング

スケーリング

歯の見えてる部分のプラークや歯石を取り除きます。スケーラーと呼ばれる先端の尖った細長い器具を使うので、スケーリングと呼ばれます。

スケーリング・ルートプレーニング

スケーリング・ルートプレーニングは歯肉に覆われて外からは見えない場所にこびりついたプラーク・歯石を除去する方法です。特殊な器具で歯周ポケットの奥までお掃除をし、再びプラーク・歯石が付着しないように表面を滑らかにする方法です。

歯周外科処置歯周外科処置

歯周病が深い部位にまで達している重度の症例には歯周外科処置を行います。病気の原因(歯周病の原因)を目で確認しながら切除療法(不良な歯肉や深い歯周ポケットの切除)、再生療法(GTR やエムドゲインによる歯周組織の再生)。歯の炎症部をとり除き、こびりついた歯石を除去、歯周組織の治療に向けての改善を試みます。
その後、噛み合わせの再構築などを経て終了、メンテナンス、再発予防の歯磨き指導を行います。

歯周病の症例

メンテナンス

メンテナンス

歯周病の再発を抑えるには、原因となる菌を生涯除去し続けることが、歯の健康を維持するために必要となります。
歯垢は、毎日の適切なブラッシングでほとんど除去することが出来ますが、深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌はブラッシングでは除去出来ません。
定期的な歯科衛生士によるクリーニングによって除去してもらうことをお勧めします。
治療で症状が改善したとしても、再発しないという保証はなく、一度歯周病にかかった部分の再発の可能性は高くなります。
ブラッシングが不充分であったり、メンテナンスを怠るとすぐに「再発」します。
大切なのは定期的なクリーニングと毎日のブラッシングです。

施術内容

  • インプラント
  • 歯周病
  • 入れ歯治療
  • 一般歯科
  • 小児矯正
  • 予防歯科
  • ホワイトニング
  • 口腔外科
  • 口腔ケア
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