香流歯科コラム

名古屋市名東区の歯科医院 インプラント・歯周病・入れ歯治療

  • 記事一覧

部分入れ歯ケア

お口をサポートしてくれる入れ歯。抜けた歯を補ってくれる便利な道具です。入れ歯を長持ちさせ、口の中を清潔に保つには、適切な手入れが必要となってきます。部分入れ歯を長く使うポイントは残っている歯をしっかりケアする事です。入れ歯は、自分の歯に支えられているから装着できるのです。その支えがなくなれば、今の入れ歯は使えなくなります。いまさらと思うかもしれませんが、やはり食後の歯みがきが重要です。

★専用の歯磨き粉を使おう 外した入れ歯は、専用のブラシと専用の歯磨き粉で汚れを落とします。普通の歯磨き粉には、研磨剤が入っています。入れ歯は、歯よりも柔らかいため、研磨剤によって細かい傷ができます。傷ができると雑菌やカビが繁殖し、不衛生な状態になります。部分入れ歯の形状はさまざまです。形によって、汚れがたまりやすい場所が違います。どこが汚れやすいかかかりつけの歯医者さんに聞くことをオススメします。

★漬け置き時間に注意して ①洗浄剤には部分入れ歯用と総入れ歯用があります。②表示を見て、漬け置き時間を確認する事。洗浄剤によって、漬け置き時間が異なります。

★3か月に1回程度定期健診を 間違ったケアの”あるある”として熱湯消毒をする人がいます。素材にもよりますが、変形したり変色したりするのでやめましょう。体重が増減すると、体形が変わるように、口の中の状態も変化します。また、入れ歯は使っていると歯の部分がすり減るため、調整する必要があります。

”歯を失ってから歯の大切さに気が付いた”という患者さんが多くみえます。自分の歯で食事をすることは味わいを楽しむだけでなく、唾液の分泌や口内の浄化にも役立ちます。部分入れ歯の手入れや定期的なチェックを続け、できる限り自分の歯を大切にする。それは生活の質を保つために重要なことです。

  • 記事一覧